
香港の冬と言ったら、やっぱり「お粥」や「煲仔飯(香港式釜飯)」は欠かせないですよね。以前も書きましたが、街中のレストランの入り口で、ガスコンロを出してこの煲仔飯を作るようになると、香港も師走。まあ、冬の風物詩というわけですね。実はこのガスの火加減が意外と難しかったりして、結構奥が深い!煲仔飯だけでなく、熱々のお粥も、米のブレンドや出汁の取り方など、朝から仕込みが大変だったりするのですが。。。それが先日、ホンハム駅に連結するショッピングモールのフードコートで、「速飯」が必要とされ、面白いものを発見しました!
その名も「煲煲店」。お粥と香港式釜飯の専門店なのですが、これまたすごい人気で、いくら昼時とは言え、食券を買う人の長蛇の列が。。。香港はこの日、急に北風が吹き寒くなった一日で、女子たちはここだ!とばかりにマフラーを巻いてブーツを履いて街を闊歩していた日でした。とは言え、15、6度の温度、ちょっと肌寒いって感じなんですが。。
そんな天気のせいもあったのか、このお店、とにかくたくさんの人が待っています。それでは私も。。。なんて前に進んで、あれっ?。セルフサービス式のカウンターの後ろにはたくさんの電気釜の機械が組み込み式でセットされていました。そして各電気釜の横にはランプがあり、それが点滅しているものや、「ピー」と音を出しているものがあちこちにあります。
「なんだこれ?すごい!」と目を見張ること暫し。。。店員が電気釜のひとつを開けて、蓋の上のアルミ皿に乗っていた具材を中に入れたところで、納得!これ煲仔飯を作っているんだ!そして、隣の電気釜が音を出したと思ったら、中から土鍋の入ったお粥がでてきて、トレイに乗っけられました。なるほど、すべてオートマチック!これですべてをこなしているのか、この店は!?
次から次へと入るオーダーに、店員は天手古舞いになりながらも、空いている電気釜の中に土鍋に入れたお米を入れ蓋をし、その上に具材一式を乗せておく。それだけで、時間がきたら具材を入れて、炊きあがりを待てば良し!なんとシステムチックになった釜飯&お粥屋さんなんでしょう!
出てきたお粥は熱々で、土鍋に入っていて風情あり。とろりとした見事な広東風お粥でした。隣で食べていた煲仔飯もパラパラのご飯にタレがしみて良い具合、独特なガスコンロの焦げた匂いはないものの、時間と効率を考えたこのお店、人気なんですね。時間がある時は、やっぱりゆっくりとガスコンロで炊かれたものを食したいですが、こんなクイックランチにはテキパキと炊きあがる煲仔飯も良いかも。でも、頼んだお粥は熱々で、猫舌の私は、「速飯」ができずに困ったのでした(泣)。