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【食】

香港|粋|尖沙咀|甲斐美也子のCool & Sleek Hong Kong~香港を粋に楽しむ|Spoon by Alain Ducasse(スプーン・バイ・アラン・デュカス)
2015.07.16
尖沙咀

Spoon by Alain Ducasse(スプーン・バイ・アラン・デュカス)

ヘルシーで贅沢なサンデーランチで
子連れだって、粋なフレンチ美食体験を!
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ビクトリア湾を間近に感じる、座っているだけで気分の良い、最高のロケーション。会話も楽しく弾みます。

子どもが小さい間は、ファミレスやファストフード以外で、ゆったり外食する機会がとりにくいもの。特に高級店では気疲れしてしまって、せっかくの食事も味わえずに終わってしまうかも、と足も遠のきがち。私も3人の子どもが小さい時は、きちんとした外食を何年もしていなかったことを思い出します。

子連れでもじっくり美味しいものを、優雅な気分で堪能したい方に、香港でとっておきのお勧めコースが始まりました。それはインターコンチネンタル香港内の一つ星フレンチレストラン、スプーン・バイ・アラン・デュカスのサンデーランチ。

「日曜日のご家族向けランチサービスを検討し始めた時、最初は他のホテルでもやっているブッフェも考えました。しかし、スプーンが信条とする美食と本格的なサービスを心ゆくまで味わっていただくために、あえてコース料理で、とことん質にこだわることにしました」と総料理長のステファーヌ・ゴルティーナさん。
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子どもたちが大好きなワッフルやクレープも、テーブルサイドで1人分ずつサーブしてくれると、ワクワク感が倍増。

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ミューズリーのミルクも一人ずつ注いでくれる。大人と同じに扱われるのも楽しい体験。

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徹底的なこだわりを語ってくれたステファーヌ・ゴルティーナ総料理長。

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ずらりと揃った焼き立てパンと自家製ジャム。美味しいからと最初にパンを食べ過ぎると、コースが食べられなくなるという教訓を、子どもたちに教える初めての機会に!

焼き立ての自家製パンに添えられたジャム類からバターまでも、すべてが自家製。健康志向から塩や砂糖を少なめにするかわりに、たとえば好みでバターに加えるための天然塩も添えられていて、この塩一粒で、一気に美味しさがアップすることに驚きました。そして、この一粒こそ、コース全体に行き渡る、ステファー ヌさんのこだわりを象徴するものだったのです。

「これは、南フランスの塩田で、太陽光のみで結晶させた塩の、いちばん上部の少量をすくいだした、フルール・ド・セルと呼ばれる最高級の塩なんです」

本当に美味しいものは、子どもたちにも自然と伝わるもので、いつも食べているはずのパンやバター、ジャムなのに、これは明らかに味が違う!と気付くと、目の色が変わってくるそうです。

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できるだけオーガニックで旬の食材を使うことも、このコース全体のポリシー。

日曜日のランチということで、朝ご飯を兼ねたコース内容になっています。まずはすべての食材がオーガニックというミューズリーがテーブルに置かれると、サーバーが一人ずつ極上のフランス製ミルクを注いでくれます。

次にはテーブル横にワッフルとクレープを載せた調理台ワゴンがやって来て、一人ずつ希望を聞かれます。最初は少し緊張する子どもたちも、フレンドリーなサーバーとの楽しいやり取りでだんだんリラックスしてきます。

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黒トリュフは、旬の季節が違うオーストラリアから輸入。

朝ご飯的メニューの最後は、オーガニック卵を使った卵料理。オムレツやポーチドエッグ、スクランブルエッグなど好みのスタイルを選び、黒トリュフ、フレッシュハーブ、ワイルドマッシュルームやオーガニックベーコンなどから具も選ぶと、完璧な調理で届けられます。

同時に自家製ピクルスとハム、スカンジナビア風のサーモンマリネである自家製グラブラックスがテーブルに登場。例えば、ハムはピレネー山脈のフランス側にいるイベリコ豚と同じ品種のビゴール豚で作られたものであるなど、とにかく何一つ、当たり前のものがない美味しさ!

大人への朗報は、ソムリエが、ウェルカムシャンパン、赤と白ワインそれぞれを2本ずつペアリングしていて、その場でどちらかを選ぶことができること。そして、なんと飲み放題なのです!

子どもたちは、極上のフレッシュジュースやノンアルコールカクテルを選ぶことができます。


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最後の仕上げはテーブルで。サーバーがソースをかけるのも楽しいセレモニーの一環。

いよいよ、本格派フレンチならではの技とセンスが最大限に発揮されるメインコース。絶妙に柔らかく仕上がった蒸し魚には、食材と調理法のバリエをいかして、ビューレやソテーなど、さまざまなニンジン料理が添えられていました。

「ニンジンという1つの食材であっても、異なる種類であったり、調理法を変えることで生まれる色合い、味や食感の微妙な違いを、まるでグラデーションのように楽しんでいただける、まさにアラン・デュカスらしい料理です」とステファーヌさん。

一方、肉料理は、ひたすらに柔らかいラム肉をバターやガーリックなどのシンプルな調味料とともにじっくりローストしただけで、驚くようなうま味と風味が出ています。トローリーに載せられて、テーブルの横でスライスした肉が一人ずつサーブされていきます。

メニューを自分なりに決めて、食卓に運ばれてきた料理に、サーバーがソースをかけるなどして最後の仕上げを行う・・・・・・こんなフレンチの美食ならではの、昔ながらのサービスが、気軽さを重視したブッフェが流行する中、逆に新しく感じてもらえるのではないかとステファーヌさん。

「自分が一連のパフォーマンスの一部になって、最高の味をレストランと一緒に作りあげながら、美食を楽しむというフレンチスタイルを、若いお客様にも経験して欲しいのです」

もちろんお子さんがぐずったり、飽きたり、いろいろと起きるのは子連れにつきものですが、何よりもお店から歓迎されていること、できる限りの工夫や暖かいサービスで素晴らしい食事の時間を提供しようというスタッフの姿勢があることを知っていると、安心感が違います。

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ウェルカムシャンパンで、いきなり気分があがる。Bernard Rondeauのロゼを選択。

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ソムリエと相談しながらシャンパンやワインを選ぶのも楽しい。アラン・デュカスブランドのシャンパンもあり。

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ブリー、ブルーチーズなど4種類の選択肢があったチーズプレート。それぞれを少しずつというわがままもOK。

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チョコレートやバニラのアイスクリーム、オレンジシャーベットなど、こちらもバラエティ豊か。

3時間ほどかけてじっくりいただくランチタイムは、いよいよ終盤へ。絶品のチーズと赤ワインのハーモニーを満喫してから、最初のデザートは口をすっきりさせる自家製シャーベットとフレッシュベリー。

そして最後にも大きなお楽しみが待っています。ホテルの名パティシエ、オリヴィエ・ランヌさんによる、カラフルなデザートトレイが運ばれる度に、テーブルから歓声が上がります。目に麗しく、品質の高い食材を使った、一級品のケーキの数々。どうしても1つに絞れなくて、2つに絞るのもまだ難しいという、嬉しい悩み!

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野いちごのタルトやパリブレストなど、どれを頼んでも間違いのない美味しさのケーキがずらり。

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紅茶、コーヒー、ハーブティー、緑茶、ホットチョコレートなど飲み物の選択肢もさまざま。ピスタチオのケーキとパイナップルのケーキに、緑茶を合わせるのも爽やか。

実際にこのサンデーランチを体験してみて、まず感じたのは、これだけの品質とサービスと内容で、1人788香港ドルというのは破格! ということ。

「このランチを通して、今まで本格的なフレンチスタイルを未体験の方にも、スプーンを知っていただき、ぜひ私たちの情熱と技すべてを結集したディナーにもいつか来ていただけたら、という思いで作りあげたランチコースなのです」
家族連れはもちろん、カップルもいれば、一人でビクトリア湾を眺めながらゆっくり食事を楽しむ方もいるそうで、万人向けのお得感もあるこのサンデーランチ。日曜日の午後を、素晴らしい料理とサービスで過ごしてみませんか。

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