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【食】

香港|粋|中環|甲斐美也子のCool & Sleek Hong Kong~香港を粋に楽しむ|Belon (ベロン)
2016.07.14
中環

Belon (ベロン)

パリで噂の大人気シェフが香港見参!
繊細で調和の取れた幸せな食に浸りたい
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柔らかいブルーの大理石を使ったテーブルが、贅沢なビストロのコンセプトにぴったり。

賑やかなSOHOのエリギンストリートで、アールデコ調のすっきりとした存在感を醸し出す、ただならぬ店構え。思わず中をのぞき込んで、どこか幻想的な雰囲気に、引き込まれてしまった方も多いのではないでしょうか。

こちらこそが、2016年1月にオープンしたフレンチ・ビストロ、ベロン。パリで大人気を博していたレストラン、ボーンズのシェフ、ジェームス・ヘンリーさんが、パリの店を閉じて、香港にベロンを開くということで、オープン前から話題を集めていました。

そしてオープン後、その確かな美味しさで、どんどんファンを増やしています。

「パリで4年間レストランをやった後、環境を変えてみたいという気持ちになったんだ。香港に来たのは、とてもいいタイミングだった」と、澄んだ瞳で物静かに語るジェームスさんは、オーストラリアの出身。

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優しさと芯の強さが混ざり合う料理は、まさに総シェフのジェームス・ヘンリーさんが醸し出すムードそのもの。

「僕のスタイルは、新鮮な食材を生かした料理。それ以外のことは、今、自分がいる場所の環境やムード、そのタイミングによって自然に変わって来る。たとえばヨーロッパの静かな森の中で料理しているのと、このエネルギーが充満して、カオスともいえる香港のSOHOで料理しているのでは、同じ僕でも、まったく違う料理が当然、出来てくる。そうやって幅を広げていくのが、料理の面白さだね」

開店直前のインタビュー中にも、スタッフとやり取りしながら、その日のメニューを納得が行くまで練り直し、どんどん変更していく姿が見られました。毎日のメニューがライブ感覚! そんなスタイルを楽しんでいる様子が、ひしひしと伝わってきます。

「シグネチャー料理? 毎日メニューが少しずつ変わっているから、これ、というのは言えないんだけど」と言いながら、これだけは毎日必ずあるからね、とジェームスさんが教えてくれたのは、イーストを使わないで毎朝作る、自家製パン。

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名脇役としてベロンを支える、ジェームスさん渾身の自家製パン。

「ベロンのパンに使う酵母は、これだ!というバランスを保つために、少しずつ継ぎ足して、同じものを常に使うようにしていているんだよ」というこのパン、外側は香ばしくカリカリッ、中はしっとり、もっちりとした何とも言えない食感で、これにノルマンディ産のバターを塗って食べるだけでも幸せ度満点に! まさにベロンに来る度に、必ず待っていてくれる定番の味なのです。

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アンディーブとクルミのビネグレットとテト・ド・モワンヌのサラダ。128香港ドル。

「シグネチャーがないなら、これぞ、自分のスタイル、という料理を出して」という私のリクエストに、「よしっ!」と出してくださったのが、このサラダ。

ほのかに甘みがあるような優しい味わいのアンディーブと一緒に和えられている白い葉のようなもの、実はスイスの高級チーズ、テト・ド・モワンヌなのです。

「僧侶の頭という意味なんだよ」と笑うジェームスさん。専用の器具を使って削るため、とても薄く、花びらのようにも見えるひらひらの部分もできて、少し強めのチーズながら、ほどよい味わいと食感が生まれるのです。

「これにローストしたクルミと、少し焦がしてカラメライズした蜂蜜をかけているんだ」とジェームスさん。

柔らかい食感と風味のものばかりが揃いながらも、野菜の瑞々しさと甘さ、チーズの塩辛さのバランスが絶妙で、気持ちよく食欲を刺激してくれます。

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ムール貝とキュウリのピクルスのパン・ペルデュ48香港ドル、縞あじと赤ラディッシュ添え198香港ドル。

香港にいることで、少しずつ日本の食材や和食の影響も、受けつつあるというジェームスさん。こちらのアントレは縞あじ。スープには鰹節と昆布を使った和の出汁を使っているそうですが、主張し過ぎないので、決して和食にはなっていません。

赤ラディッシュ、チャイブに、極上の天然塩を載せ、底には生クリームも隠されていて、これもまた、食材のハーモニーを一口ずつ楽しめます。

「食べ物を無駄にしたくないから、残ったパンでこれを作ったんだ」というオードブルは、自慢のパンをムール貝とチキンのスープに漬け込んで、ムール貝の身、ピクルス、ディルを載せた一品。ジェームスさん得意の優しく奥深い味わいが口の中に広がりました。

食べているうちに、繊細な美味しさから、すっかりファインダイニングの感覚になりますが、「一品ずつ頼んでもいいし、シェアもどんどんしてね」とジェームスさん。この品質を気軽なビストロスタイルでいただけるのは素晴らしい!

活気あふれるエリアで、カジュアルだけれども、心ときめくスタイリッシュなインテリアに浸りつつ、美味しい料理とワインで、調和の取れた幸せな夜を過ごして下さい。

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幻想的で軽やかなインテリアは居心地の良さ抜群。

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賑やかな通りでは、シンプルさが逆に非常に目立つベロン。前を通る間だけ、まるでパリにいる気分になりそう。


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