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【食】

香港|粋|灣仔|甲斐美也子のCool & Sleek Hong Kong~香港を粋に楽しむ|Ophelia(オフィーリア)
2016.07.28
灣仔

Ophelia(オフィーリア)

鳥籠店の奥に潜むのは、孔雀の精が舞い踊る魔法の世界。
訪れることが体験になる、注目の新バーへ
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21時のパフォーマンス以降は、孔雀の女王が陣取るこの王座。その前は、記念撮影スポットとしても人気。顔に照明が当たった瞬間を狙ってシャッターを押すときれいに写る。

エキゾチックな鳥たちや鳥籠が売られていたかつての湾仔で、古びた鳥籠店を営むミスター・ウォン。その店の奥には、めくるめくような世界が潜んでいたのです――。

そんなストーリーに誘われて、重い緞帳をくぐり抜けると、たちまち視界を埋め尽くすのが、タイルやスチール、剥製に本物の羽根もあしらった、強烈な孔雀のモチーフと、緑と青とコパ―ゴールドのコンビネーション!

幻想的で妖艶な、まるで映画のワンシーンに迷い込んだような空間は、今までに体験したことのないもの。これが今、香港で話題の新バー、オフィーリアなのです。

摩訶不思議なオフィーリアの仕掛け人は、オーストラリア出身で、バンコクで20軒ものバーやレストランを手がけてきたデザイナー、アシュレー・サットンさん。

バンコクに詳しい人が多い香港とあって、アシュレーさんの香港初進出への注目度も高く、「オフィーリアにもう行った?」という会話が、日々、巷で交わされています。

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たとえばアーチには孔雀の足をイメージしたギザギザが入っている。凝りに凝ったディテールを眺めるのも楽しいはず。

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鳥籠店を模したエントランスエリアには、小鳥のさえずりが流れる。壁の美しいタイルも、竹の巻き簀のようなベースに描かれた孔雀も、すべて手描き。

「香港の文化への敬意と、ロマンチックな極東への憧れを込めながら、コンクリートだらけの忙しい街に、古き懐かしい湾仔の風景をイメージした、とにかくセンセーショナルな体験ができる空間を作りたかった」と、アシュレー・サットンさん。

その華やかさの下地になっているのが、徹底した完璧主義。孔雀柄のタイルやスチールから家具まで、すべてがオフィーリアのためにタイで手作りされたオリジナルデザイン。タイルだけでも60万枚も使用されているのです。

さぞかし年月をかけて深い信頼関係を築いた凄腕の職人たちがタイにいるのではとうかがうと、「完全に悪夢(笑)。全然あてにならないんだよ。こういうのを作りたいんだって話すだけだと、ノーノー、無理無理!って彼らは逃げようとするから、まずは僕がサンプルを作って、こうやってやればできるんだと作り方を見せて、とにかく諦めさせないようにしないとならないんだ」

まさに執念とも言うべき辛抱強さと信念で、タイル1枚ずつが作り上げられている――そんなアシュレーさんの妥協のなさが、非日常空間の美しさと世界観を崩さない核になっているのかもしれません。

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店内のいたるところに使われている手描きの孔雀タイル。1枚として同じものがない。

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インダストリアルなスチール遣いが巧み。カウンターは硬質に見えても、腕をもたせかけたときに痛くないように、柔らかな布が敷かれているなどの細かい心配りも光る。

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船乗りの家系に生まれ、海を愛するアシュレー・サットンさん。全身のタトゥーも海を描いたもの。香港に今年もう2軒がオープン予定。誰も見たことのないようなホテル&リゾートをまるごとデザインするのが目下の夢。

都会の中心にいながら、不思議な世界に誘い込まれる魔法のような空間作りを特徴とするアシュレーさん。

なんと14歳で家を出て炭鉱夫となり、暗闇で働くうちにミステリアスな妖精たちの姿を思い浮かべるように。やがて摩訶不思議な妖精や魔物たちの像を鋳造し始め、イマジネーション溢れる装飾をあしらった、炭鉱夫のためのバー「アイアン・フェアリーズ」を炭鉱内に作って評判になり、外からもバーを訪れる人が増え始め、ついには外でバーを作ってみないかと誘われ・・・・・・そんなおとぎ話のような経歴を経て、デザイナーになったというのです。

「だからデザインの勉強なんて一切していない。全部が頭の中にある。外から影響を受けたくないから、なるべく映画だって見ないし、人のデザインも見ない。無限のアイデアが頭にいつもあるから、昔からちゃんと眠ったことがない。ベッドに横たわると、心があらゆるところに行ってしまうんだ」

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テキーラ、自家製ザクロコーディアル、ベルモット、レモン、ライムにシナモンを振りかけたチョンサム130香港ドル。

最初に予定地に立った瞬間に、細かいところまで、どうするべきかぱっと見える、というアシュレーさん。まさに天才とはこういうことなんだと、話を聞けば聞くほど驚くばかり。

「僕にとっては、単なるバーを作っているんじゃない。子供の頃に誰もが魅せられた魔法があるでしょ。心の中のその場所に、今も行って、魔法を形にしているんだ」

圧倒的なアシュレー流の世界に酔いしれながら、オフィーリアでいただけるカクテルは、鳥籠に入ったプレゼンテーションでテーブルが盛り上がる「チョンサム(チャイナドレスの意味)」など、大人の味ながら、フルーティーで飲みやすい、女性客を意識したものがメイン。

ディナーの前後に来る方が多いので、メニューの中心はカクテルですが、タパスも用意されています。

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テーブルには孔雀の足跡! カクテルはウィスキー、梅酒、自家製緑茶リキュールからなるジェイド・キャット。グリーンマンゴとビーフの胡麻ドレッシング98香港ドル。

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スチールを使った繊細な孔雀の装飾は、奥の光源によって違った印象になる。

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華やかさにうっとりさせられるパフォーマンスタイム!

オフィーリアを訪れるなら、ぜひ経験して欲しいのが、毎晩21時からのパフォーマンス。まるで孔雀が姿を変えたようなチャイナドレスの美女たちが、扇を片手に物憂げに踊るのです。5分ほどのパフォーマンスの後、店内に何カ所かあるスポットで彼女たちは踊り続けます。

セクシーでコケティッシュ、でも上品さが漂う踊り子達の幻想的なムードは、女性にとっても居心地が良く、ここにいるだけで美人度がアップするような、そんな気分になれる唯一無二の空間です。

香港は日々進化していると感じさせられる新バー、オフィーリアにぜひ行ってみてください。

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バーカウンター奥には、ミステリアスなムードを醸し出す、こんなパフォーマンスエリアが! 

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籠の鳥になった踊り子は、どこかメランコリック。

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21時からエントランス近くで繰り広げられるダンス。

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