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香港|泊|尖沙咀|香港ホテル案内~泊まるだけではない楽しみを|唐閣(タンコート) - The Langham, Hong Kong
2016.01.15
尖沙咀

唐閣(タンコート) - The Langham, Hong Kong

伝統の調理法と食材発掘の情熱で
常連も旅行客もうならせる三つ星の新顔
sauteed prawns and crab roe with golden-fried pork and crab meat puffs 金錢鮮蝦球 1.jpg

新鮮な海老を蟹の卵と炒めた金銭鮮蝦球に、蟹の脂肪と蟹肉を合わせて揚げた円盤状の一品を添えた、珍しさと美味しさに驚く、香港美食大賞金賞の料理。520香港ドル。

香港には個性の際立つ一流ホテルが多数あり、香港を代表するレストランやスパ、バーの多くがホテル内にあります。ホテルの魅力を語る時、客室などの宿泊者向け施設はもちろんですが、宿泊者以外も気軽に利用できる、これらの施設が大きな役割を果たしています。

ホテルという大きな単位で食材の仕入れをしたり、インテリアを整えたり出来ることで、ホテル外のレストランやスパには真似できない品質の高さやゴージャスさを実現でき、高級ではあっても、その品質を考えれば意外なほどお得感もあるのが、ホテルならではなのです。

この新連載では、毎月2回にわたり、ホテル1軒をピックアップして、飛びきりのレストランやスパなどの施設2軒を、施設に関わっている重要人物に自ら案内してもらうことで、その魅力を余すところなくお伝えします。ぜひ次回の香港への旅の参考にしてください。

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ザ・ランガムの飲食部門を率いるシェーン・ウィルキンスさんはオーストラリア出身。

1月に紹介するのは、尖沙咀の一等地にあるザ・ランガム。第1回目は先日ミシュランの三つ星レストランに仲間入りして話題の広東料理店「唐閣(タンコート)」。案内してくださるのは、F&B(飲食部門)ディレクターのシェーン・ウィルキンスさんです。

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「非常にお店の入れ替わりが激しい香港で、唐閣は創業25年の歴史を誇る広東料理店です。世界各地からの宿泊客の皆様はもちろん、地元の常連客が非常に多いのが特徴で、長年にわたり週に2回訪れる方、2世代どころか3世代で訪れてくださる方もいるほど。高品質の食はもちろん、スタッフのサービスの良さ、温かさが、家族的な雰囲気の良さを感じていただくための重要な要素なのです」と語るウィルキンスさん。

ザ・ランガムでは、すでにブランドとして確立しているこの唐閣を中心に据えて、さまざまな飲食施設を揃えているのだそう。

20151217-DSC05841.jpg名シェフ、偉強(コン・ワイクン)さん。「有名な賞をいただいても、今までと同じように日々ベストを尽くすだけで私は何も変わりませんね」。

「しかし何と言っても、唐閣には香港では非常に稀な、大きな特徴があるのです。それは総料理長の偉強 コン・ワイクン)シェフなのです」とウィルキンスさん。

実はシェフは、創業以来唐閣一筋。1988年に一シェフとして唐閣に入り、1994年には総シェフに就任。その後、3年間ほど中国各地のランガムグループで唐閣をオープンする任務のために香港を一時離れましたが、2011年に再び香港の唐閣に復帰しています。まさにシェフの人柄や料理哲学が唐閣ブランドそのものなのです。

それではシェフの料理哲学とはどんなものなのでしょうか。シェフにも、お話をうかがっています。

「伝統的な広東料理を踏襲しながらも、革新も忘れない」とシェフは言います。その鍵は何と言っても「高品質の食材」。

とにかくまずは素晴らしい食材を仕入れる。そしてその味を最高に生かすための調理を考えるのだとか。さらに「ホテル全体で、食の健康を重視しています。油、塩、砂糖は少なく調理するために、食材本来の味が優れていることが大切」と、にこやかに説明してくれました。

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肉を取りだした蟹の甲羅に、炒飯、帆立貝などのシーフード、蟹肉、タマネギ、チーズをクリームで和え焼き色を付けた名物料理。シーフード山盛りの贅沢さに舌鼓。110香港ドル。

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テーブルの間がゆったりと離れていいる。アートコレクターのホテルオーナーのコレクションがいたるところに飾られている。時間を忘れて寛げる。

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気軽な飲茶メニューも高品質。ぷりぷりの海老がたっぷり1匹分ずつ入った蝦餃も豪華な器でおめかし。72香港ドル(4個)

さまざまな食材納入業者からの情報はもちろん、インターネットでネットサーフィンをしながら、新しい食材を探すこともあるんですよ」と、シェフ。

手に入る最高の食材を選ぶうちに、自然と帆立貝やなまこ、牛肉は日本から、豚肉は英国から、牡蛎は米国からなど、世界中の産地から食材を仕入れるようになっています。一つのレストランではとても採算が合わずできない仕入れも、ホテルの飲食部門全体で行うことで可能になるのが、ホテルならではの強みです。

そして新しい食材を使うことで、シェフの頭は回転しっぱなし、自然に新しいメニューも増えていく――常連客の多いレストランですから、「いつものあれを食べたい」という声にお応えするためにメニューの約3~6割は定番を揃えつつ、一方で新鮮さも保つために、少なくとも約2割は新しいメニューが常にあるというバランスを取っているそうです。

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ほうれん草を練り込んだ豆腐に編み笠茸を載せてお腹を優しく温めるチキンスープが絶妙のコンビ。100香港ドル

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華やかだけれども派手過ぎない、一流ホテルならではのインテリアは、いるだけで気分がアガる見事なもの。

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マンゴなどで作る楊枝甘露に似ているけれども、グアバを使ってさらに爽やかさを増した上品デザート。60香港ドル。

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叉焼豚のソースを鱈にあしらったオリジナル料理。ふわふわに仕上がった白身と、スモークした香ばしさと蜂蜜の甘味が最高のコントラスト。160香港ドル。

どれだけ名声が高まっても、食材への好奇心と、新しいレシピへの情熱を失うことのないシェフの若々しい精神が、広東料理の真髄を皆様に召し上がってい ただける、この唐閣の原動力なのです。

「ぜひゆったりとした店内で、心置きなく、心ゆくまで、シェフの真心がこもった美味しい料理を食べに、ランガムの唐閣へいらしてください」と、最後にウィルキンスさんが力説してくださいました。

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グランドコートヤードルーム(34㎡)。忙しい尖沙咀の街とは別世界の優しさがいい。

<宿泊もしてみたい方へ>

クラシックな唐閣と対照的に、2015年に完了した全面改装で、客室はコンテンポラリーに大変身! シンプルな中にエレガンスを感じさせてくれてリラックスできます。枕元に充電ステーションがあったり、iPhoneから音楽をかけられたりするなどの機能性もアップしています。

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フルサイズの浴槽で1日の疲れを癒そう。寝室と浴室の間には仕切りもできる。

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ヨーロピアンな魅力溢れるロビーも、豪華なアートコレクションで飾られている。

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宿泊者専用のルーフトップスイミングプール。尖沙咀の真ん中で泳いだり、プールサイドでのんびりしたり。

ザ・ランガムの第2回記事はこちら

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